突然ですが、美容整形外科の前に、、、

「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者(疾病者)もしくは、褥婦(じょくふ)に対する療養上の世話や診療補助を行うことを業とする者を指します。

そのためか、看護師の働く場所といえば、まず病院を思いつきますよね。

病院にはたくさんの診療科がありますが、美容整形外科も診療科の一つです。

美容整形外科は、看護師の資格を生かして働くことのできる唯一の美容業界ですよね。

美容整形外科は1978年に診療科として認可され、病院数は平成20年には108か所だったのに対し、平成27年には130か所にまで増加しています。

厚生労働省 平成27年(2015年)医療施設(動態)調査・病院報告の概況1.

厚生労働省 平成27年(2015年)医療施設(動態)調査・病院報告の概況2

出典:厚生労働省 平成27年(2015年)医療施設(動態)調査・病院報告の概況

病院数の増加に伴い、美容整形外科に勤務をする看護師の人数も増加していると考えられます。

看護師として勤務をしている方の中にも、美容業界に興味のある方がいるのではないでしょうか。

また、きれいになるための手助けを行いたいと感じている方もいるかもしれません。

美容整形外科の数は増えているとはいっても、

  • 内科は6823か所
  • 整形外科は4941か所

もあり、美容整形外科の数は少ないため、看護師の数もほかの病院と比較しても多くありません。

周りに美容整形外科に勤務する看護師もあまりおらず、情報も少ないですよね。

美容整形外科での看護師の役割や、メリット、デメリットなどを詳しく見ていきましょう。

看護師が美容整形外科になるために絶対必須の9つの情報

美容整形外科の看護師になるにはどうしたらいい?

美容整形外科の看護師になるにはどうしたらいい?
どうやったら
美容整形外科の
看護師に
なれるのかな?

美容整形外科で働くにはどうすればよいのかご存知ですか?

また、「手術室勤務の勤務経験がないと就職できない」などのうわさ話を聞いたことはありませんか?

美容整形外科で働くために必要なことや、働くための噂を調べてみます。

美容整形外科とは?

美容整形外科とは、どのようなことを行う診療科かご存知ですか?

    美容外科とは、身体各部における葉面の器官、組織、例えば、

    • 顔面
    • 皮膚

    などの形状について、これに起因する精神的負担の軽減、除去効果も考慮し、この形状をより美的に形成することを目的とする臨床医学の分野

    のことを指します。

呼び方としては

  1. 美容整形外科
  2. 美容整形
  3. 美容外科

などと呼ばれることがあります。

機能的に何も問題ない健康な部位の治療を行うため、健康保険の適応外です。

形成外科との違い

混同されやすい診療科に「形成外科」がありますが、形成外科は

身体の器官、組織が機能異常を伴っている場合の診療科です。例えば、

  • 口唇裂
  • 外傷または熱傷による瘢痕
  • 外傷による顔面の変形

などですね。

これを修復再建することを目的とする臨床医学の分野と定義されています。

機能異常があることが大前提であるため、健康保険は適応されるのです。

  • 美容整形外科 ⇒ 美の追求、保険適応外
  • 形成外科 ⇒ 機能の回復、保険適用

看護師が形成外科に転職するなら?

美容整形外科の求人を探す方法

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美容整形外科の
求人って
どう探せばいい?
なんかうまいコツとか
あるの?

美容整形外科の求人はあまり目にすることがありませんよね。看護師の転職サイトにも多くは掲載されてはいません。

どうやって求人を見つけるのか疑問に思いますよね。

じつは、美容整形外科クリニック専門の看護師求人サイトがあるのです。

サイトに無料登録することで求人情報を見ることが可能ですので、気になった方は求人情報を見てみましょう。

勤務体制や給料モデル、福利厚生なども公開されています。

美容整形外科クリニック専門の看護師求人サイト
(続きは下記リンクのサイトから)

美容外科求人ガイドの口コミ評判

「美容整形外科はこんな人が採用されやすい」の噂を検証

「美容整形外科はこんな人が採用されやすい」の噂を検証
どんな人、どんな経歴だと
美容整形外科で
採用されやすいのか?

美容整形外科は人気があるので、看護師の間でも色々な噂が流れていたりします。

そこで、どんな人が採用されやすいのかについて、いくつか真実を突き止めさせていただきます。

①手術室の勤務経験は必要なのか

私の同期に手術室勤務を希望していた人がいたのですが、「将来は美容整形外科で勤務をしたいから、手術室を希望した」と言っていました。

確かに美容整形外科で勤務をするには、手術室の経験が必要ということを私も聞いたことがありますが、本当なのでしょうか。

美容整形外科は美容整形を行う病院です。

その病院の手術室の規模にもよりますが、瞼を二重にするような簡単な整形から、頬骨を削るなどの大掛かりな手術まで様々です。

看護師の仕事内容には手術の介助がありますので、手術室での勤務経験があると採用が優遇される場合や、求人欄に「手術室経験者のみ」と記載されていることもあります。

もちろん手術経験がない看護師でも歓迎しているところもあります。

応募するときは確認するようにしましょう。

ただ、どちらにしても、美容外科は人気の診療科の一つなので、転職を検討してる人は、早めに転職サイトの担当にその旨を伝えて、希望に近い美容外科求人の空きが出たらすぐ連絡してもらうようにしておいた方がよいでしょう。

②新卒看護師は美容整形外科に就職できないの?

「新卒看護師は美容整形外科に就職できない」という噂話を、過去に聞いたことがあります。

私の同期の中にも、「3年間は今の病院に勤務するけど、そのあとは美容整形外科に勤務したい」ということを言っていた人もいました。

では、本当に新卒看護師は美容整形外科に勤務することはできないのでしょうか。

「絶対に新卒看護師は就職できない」ということはありません。

中には、新卒看護師の採用を行っている病院もあります。

しかし、規模の小さい病院は新卒の看護師の採用を積極的に行っていません。

規模の大きい病院でしたら、教育体制も整っており、新卒看護師が就職しても的確な指導を行うことが可能で、プリセプター制度を採用している病院もあります。

しかし、規模の小さな病院ですと教育体制が不十分ということが考えられます。

新卒で就職することができたとしても、自分から積極的に学ぶ姿勢を見せないと、試用期間で終了して本採用とはならないこともあるのです。

また、市民病院や一般病院は看護学生時代に実習に行く機会がありますよね。そのため、実習に行った病院から求人が来ることも多かったのではないでしょうか。

しかし、美容整形外科に実習で行くことはありません。

だからこそ、新卒で美容整形外科に勤務するという選択肢を持ちにくいのかもしれませんね。

③美人でないと美容外科では採用されない?

美容整形外科の受付の人は、美人でスタイルの良い方が多いですよね。受け付けは病院の顔ともいえるので、美人な方のほうが有利ということはわかります。

では、看護師も美人でスタイルが良くないと採用されないのでしょうか。

美容整形外科での勤務に興味を持つ方は、もともと美意識の高い方が多いです。そのため、ある程度自分に自信がある人が多くなっている傾向はあります。

また、美容整形外科の福利厚生の中には、

  • 無料で脱毛の機械が使い放題
  • 施術が社割で30%Off

というようなものもあります。

この場合の脱毛の施術というのは、ミュゼやキレイモなどの脱毛サロンではなく、アリシアクリニックやリゼクリニックといったような医療脱毛クリニックです。

今とても人気ですよね。

働く看護師の中には、この福利厚生を目的に就職する人もいるほどです。

このような施術をしていくうちに美人でスタイルが良くなって、さらにキレイな肌を手に入れていくのかもしれません。

自分で試しに施術を行うことで、

  • 患者さんにも施術後のイメージを持ってもらうことができる
  • 施術の痛みなどに共感できる

という、病院側のメリットももちろんあります。

病院によっては、雑誌やテレビコマーシャルに広告やCMを出しているところもありますよね。

モデルがいつも見つかるとは限らないので、美人な看護師を積極的に採用して、その美人看護師をモデルとしても使用する場合もあるようです。

そのため、就職希望が複数いた場合は、美人な方のほうが採用されやすいのかもしれません。

美白に力を入れている病院の場合は、スタッフも美白を維持しなくてはなりませんし、脱毛クリニックでしたらスタッフもなるべくつるつるの肌にしておく必要があります。

色黒さんは採用してもらえないことがあるので、日焼けはやめておいたほうが良いでしょう。

④准看護師でも働くことができる?

勤務するには正看護師でないといけないのでしょうか。

訪問看護師の場合は、一人で判断して看護を行う場面がほとんどですので、正看護師のみの採用としているところが多いです。

しかし、美容整形外科の看護師の仕事は、主に手術の介助や入院患者に対するケアです。

准看護師が自分の判断で看護を行うという場面はほとんどありません。

そのため、准看護師の採用を行っている病院は多くなっています。

正看護師か准看護師かということよりも、患者さんやエステティシャンなどのほかの職種の方ともコミュニケーションを円滑にとることのできる方のほうが重要です。

⑤男性看護師も働くことができるの?

美容整形外科といえば、女性にしか縁がないような気になります。

しかし、最近では男性看護師の採用を積極的に行っている病院もあるのです。

美容整形は女性が行うものと考えがちですが、美意識の高い男性が受けることもあります。

  • 髭やすね毛などの脱毛
  • 鼻筋を通す
  • 唇を薄くする

など、男性特有の悩みから女性と共通する悩みまで様々です。

これらの施術をする際、男性客としては、施術者が女性だと恥ずかしいと感じることや、悩みを打ち明けにくい場合があります。

そのため、男性が来院した際には男性看護師が対応を行っているのです。

男性の施術にも対応している病院では男性看護師の募集を行っているところもありますので、施術メニューを確認してみるようにしましょう。

仕事内容

美容整形外科の看護師の仕事内容
美容整形外科の
看護師って
どんな仕事するの?

美容整形外科の看護師の仕事内容は、看護学校でも習う機会がありませんよね。

勤務している看護師も少ないため、仕事内容を知る機会は少ないのではないでしょうか。

どんな仕事を行っているのか見ていきましょう。

①手術の介助

美容整形外科の看護師が一番多く行う仕事が手術の介助ではないです。

病院にもよりますが、

  • 埋没法
  • 豊胸手術
  • 目頭切開
  • 脂肪吸引

などが多く行われています。

医師が複数在籍していて、複数の手術室がある場合は、同時進行で手術が行われることもあります。

手術法によって使用物品などが異なりますので、器具の名称や物品を使用数順番なども把握が必要です。

2014年に中国地方で行われた美容整形に関する調査によると、調査に参加した76名のうち25%が二重まぶたの手術、18%が脂肪吸引、16%が豊胸とプチ整形を行ったということが分かりました。

美容整形外科に関する調査

出典:美容整形外科に関する調査

美容整形外科が身近になりつつあるので、今後はさらに手術を受ける方が増えるのではないでしょうか。

②手術に必要な器具や薬剤の準備

手術をスムーズに行うためには、事前の準備が必要です。

手術によって使用する器具や薬剤は異なりますので、間違いのないようにしなければなりません。

また、最近ではメスを使用しない美容整形の方法として、

  • ボトックス注射
  • ケミカルピーリング
  • レーザー治療

など、幅広く行われています。これらの準備も、もちろん看護師が行っているのです。

これらのメスを使用しない治療は「美容医療」と呼ばれます。

2003年~2013年にかけて、4225名に行われた調査の結果、美容整形や美容医療を受けたいと考えている女性は、全体の20.9%もいるということが分かりました。

出典:特集 美容医療

今後もニーズに応じて、様々な美容法が出てくるのではないかと考えられます。

また、美容医療が今よりも身近なものになると、受ける方も増えていくのではないでしょうか。

③医療器具の滅菌・洗浄

一般の病院では、滅菌や洗浄を看護師が行うことはほとんどありませんよね。

滅菌や洗浄を行う専門の方や、外注していることが多いのではないでしょうか。

洗浄くらいなら看護師もしますが、薬剤につけておくだけや、洗浄機に入れるだけといった場合が多いと思います。

しかし、手術件数が多い病院ですと、外注していては間に合わないという事態も発生するのです。

そのため、美容整形外科の場合は、このような滅菌・洗浄業務も看護師が行います。

まずスポンジに洗剤をつけて手洗いし、その後薬液につけます。

オートクレーブやガス滅菌の機械を使用して滅菌を行い、パック詰めまで行うのです。

また、滅菌切れの物品がないかもしっかりチェックしましょう。

④レーザー脱毛

脱毛専用のクリニックでは、特に免許を持たない方がレーザー脱毛を行っていますが、美容整形外科では看護師が行うことが多いです。

最近は家庭用の脱毛器もあるので、自分で行ったことがある方もいるのではないでしょうか。

機械を操作して、患者さんが脱毛を行いたい部位(脇や腕、足など)にレーザーを照射するだけです。

しかし、2回以上同じ部位にレーザーを当てると、やけど状態になってしまうこともあります。

そのため、照射する部位には注意が必要でし、毛周期についての知識も必要です。

数少ない看護師が直接施術する行為ですので、看護師がクレームを受けることも多くなっています。

⑤術後の患者さんの看護・夜勤

比較的簡単な手術の場合は日帰りで行うことが多いですが、脂肪吸引や頬骨を削る手術などの大掛かりなものは、数日間の入院を必要とする場合があります。

入院する患者さんがいれば、当然看護師は夜勤を行うことになるのですが、主な業務は点滴の交換や鎮痛剤の服用介助になります。

介護が必要な方はいませんので、おむつ交換や体位変換を行うことはありません。

一般の病院での看護業務や夜勤と比較すると、疲労感を感じることは少なくなっています。

⑥雑務

一般の病院だと、看護師が行う仕事は看護業務がメインですよね。

掃除は清掃業者の方が行い、電球の交換は設備担当の方が行うということが当たり前のようになっています。

しかし、美容整形外科では、看護業務ではない雑務も看護師が行っている場合が多いのです。

とくに美容整形外科は鏡などを見る機会も多いので、常にピカピカな状態を保っておく必要があります。

一般病院から美容整形外科に転職する場合は、このような雑務を行うことにギャップを感じてしまう場合が多いようですが、次第に慣れていきます。

給料

美容整形外科の看護師の給料
やっぱどんな職業でも
給料が良くなきゃ
やってらんねっす!

実際に働くとなると、一番気になるのは給料面ですよね。

「給料水準が高い」と聞いたことはありませんか?実際はどのくらい給料をもらうことができるのか調べてみました。

看護師の平均月収は、フルタイム勤務で非管理職の正看護師の場合35万2157円となっています。

看護師月給の全情報をホンキで調査!

一方、美容整形外科の看護師の平均月収は、多くの病院が30~40万円となっています。

思ったよりも少ないと感じませんか?

なぜ一般の病院と同じくらいなのかというと、夜勤や残業がない、もしくは少ないからです。

また、美容整形外科は自由診療となっており、病院独自の値段設定があります。

売り上げが高い月に報奨金が出してくれるところもあります。

また、インセンティブと呼ばれる看護師1人ひとりに課せられたノルマを達成することで、毎月の給料にプラスして支払われる給料体制をとっている病院もあります。

ノルマを達成した場合は、月給が40~50万円となることもあるのです。

日勤のみで、しかも介護の仕事がほとんどない状況で、この給料は魅力的ですよね。

どんな志望動機を書くべきか?

美容整形外科の看護師に転職するにはどんな志望動機を書くべきか?
どんな志望動機を
書いたら、
採用してもらえるかな
苦手なんだよね…

転職をする際に志望動機を考えておかなければなりません。

どのようなことを書けばよいか見ておきましょう。

①美容に興味がある

美容を提供する場所ですので、美容に興味がない人よりも美容に興味がある方のほうを病院側も採用したいです。

  • 「昔からおしゃれが好きだった」
  • 「一般病院に就職したけど、美容業界へのあこがれが強い」
  • 「自分自身、美容整形を考えている」

など、自分の言葉で考えてはいかがでしょうか。

過去に美容整形外科を受診して何か施術を行ったことがある方は、

「自分も過去に施術を行い、自信が持てるようになった。患者さんの美しくなりたいという思いに寄り添って、手助けをしたい」

など、自身の経験を生かした内容を志望動機にしてもよいでしょう。

②自ら進んで勉強する意欲を示す

美容整形外科の病院の中には、教育体制をとっていないところもあります。

そのため、「研修などに積極的に参加して、美容に関する看護の知識を一から習得していきます」など、知識や技術の習得に関する積極性を見せましょう。

過去に手術室での勤務経験があったとしても、最初から学びなおすという姿勢を見せたほうがいいかもしれません。

③長く勤務するという思いを伝える

どこの職場も、すぐやめてしまう人よりも長く勤めてくれる人のほうが採用したいですよね。

美容整形外科も同様です。

せっかく技術や手術の介助方法を指導したとしても、すぐに退職となってしまうと、指導した意味がなくなってしまいます。

美容業界は人の入れ替わりが激しく、どこの病院も長く勤めてくれる人を探しています。

長く働くつもりであることをしっかりアピールしましょう。

【科別】看護師の志望動機の例文や面接でのウマイ伝え方まとめ

美容整形外科って商品やサービスの営業ノルマがあるの?

美容整形外科って看護師に商品やサービスの営業ノルマがあるの?
ひぃぃぃ!
営業とか苦手だ…
看護師もノルマとか
あるって本当!?

美容整形外科にはノルマがあるという話を聞いたことがありませんか?一般病院では関係のないノルマですが、美容整形外科の実際はどうなのでしょうか。

美容整形外科は自由診療です。患者さんが高い金額の施術を受ければ受けるほど、病院は儲かります。

そのため、医師だけでなく、全スタッフで売り上げアップに貢献しなくてはなりません。

この辺は、アパレルの販売員をイメージすると分かりやすかもしれません(頑張って売ろうとしてきますよね^^;)。

ただ、主にノルマを課せられるのは、患者さんと施術内容を決定する受付カウンセラーで、看護師にまではノルマがないところが多くなっています。

しかし、中には看護師にもノルマを課せられている病院もあるようです。

毎月個人の売り上げノルマが数十万円に設定されていることもあります。

このような病院で勤務するのであれば、看護師としての能力さえあればいいわけではありません。

ノルマを達成するための営業力、トーク力も必要となります。

ノルマを達成できた場合は報奨金が出るところが多いですが、ノルマを達成できなかった場合でも特に罰則はありません。

しかし、ほかの看護師や医師からプレッシャーをかけられる可能性があるなど、職場に居づらくなってしまうこともあります。

自分では効果があるのかわからない高い美容用品や、高いローンを組んでもらうので、罪悪感をもつこともあるかもしれません。

けど、脱毛サロンなどでも、しつこい営業が問題となって一定期間の業務停止処分になったエタラビなどの例もありますので、最近はそこまで厳しい目標を課せられることもないでしょう。

3つのデメリット

デメリット

少し特殊な環境の美容整形外科に勤務する看護師には、どのようなデメリットがあるのであるのでしょうか。

①土日出勤が多い

一般の病院に患者さんが来る時といえば、体調の悪い時ですよね。

病院が平日しか開いていなかったとしても、体調不良が理由ですので学校や仕事を休んで受診することが可能です。

しかし、美容整形を受けるために学校や会社を休む人はあまりいません。

そうなると、土日・祝日などの休日だけしか来院することができないので、患者さんのニーズにこたえるためには、休みの日に病院をあける必要があります。

そのため、土日の勤務がどうしても多くなってしまうのです。

特に二重や豊胸など、外見の変化が分かりやすい手術を受ける場合は、夏季休暇やゴールデンウィークなどの長期休暇に行う方が多いです。

そのため、みんなが長期休暇を楽しんでいる時期も休みがとりにくい傾向になっています。

②人間関係がよくないところもある

看護師の世界は女社会ですが、少しずつ男性看護師も増加しており、2004年は男性看護師の人数は31,594名でしたが、2014年には73,968名となっています。

しかし、まだまだ女性の割合が多く、男性看護師の人数は少ないです。

男性看護師の勤めている診療科を調査したものによると、内科系病棟や手術室、精神科病棟などは多いのですが、美容整形外科も含まれていると考えられる「その他」と回答した人は全体の約14%しかいません。

男性看護師なら絶対に知っておきたい8つの知識とデータとは?

「その他」には特養や老健などの高齢者施設や、クリニックも含まれていると考えられるため、美容整形外科に勤務する男性看護師は非常に少ないと考えられます。

女性が多く集まるところには、学校や職場など、どんな環境でもいじめや派閥などが発生してしまうことが多いですよね。

美容整形外科も例外でなく、いじめが発生しているところがあります。

  • きれいな看護師が就職してきて、嫉妬からいじめにつながるケース
  • ノルマの達成が早い看護師に嫉妬していじめになるケース

など、原因は様々です。

実際に、いじめを受けたことが原因で体調を崩し、退職をする看護師もいます。

就職する前に、給料面福利厚生だけでなく、人間関係についても転職サイトの担当にしっかり確認をとっておいたほうが良いでしょう。

美容整形外科専用の看護師転職サイトを利用するのであれば、内部事情まで確認することが可能です。

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③美容整形外科は臨床経験にカウントされない?

美容整形外科での勤務は、臨床経験にカウントされないということをご存知でしょうか。

この業界は業務内容が特殊ですよね。

特殊性が強すぎて、美容整形外科の仕事内容をほかの診療科に活かすことができないことが原因となっています。

もちろん、美容整形外科でも点滴や手術の介助を行うことがあります。

しかし、一般の病院ではプラセンタの注射や豊胸の手術に関しての知識は必要ありません。

また、一般の病院だとおむつ交換や清潔ケアなどを行う機会がたくさんありますが、美容整形外科では患者さんが自立していますので、このようなケアを行う機会はありません。

このことも、臨床経験にカウントされない理由となっているのではないでしょうか。

「べつに臨床経験にカウントされなくてもよい」
と考える方もいるかもしれません。

美容整形外科で勤務を続けるのでは問題ありませんが、一般の病院に転職した際に問題となるのです。

通常、給料の基本給は、経験年数をもとに設定されている場合が多いですよね。

しかし、臨床経験年数がカウントされないとなると、たとえ美容整形外科に10年勤務して一般の病院に転職したとしても、経験年数は0年ということになってしまうのです。

すべての病院がカウントしないということはありませんが、再度、一班の病院に転職する際に注意が必要です。

3つのメリット

メリット

美容整形外科の看護師のデメリットをいくつかあげましたが、もちろんメリットもあります。

①給料が多い

給料の項目でも触れましたが、日勤のみで月給30~40万円程度もらうことができます。

体位変換やおむつ交換などの業務を行わなくても、これだけの給料をもらうことができるのはうれしいですよね。

また、ノルマがある病院の場合は、達成するとさらに多くの給料をもらうことができるかもしれません。

営業に向いている方や、どんどん商品を患者さんに勧めることのできる方にとっては、とても良い診療科ではないでしょうか。

②健康な患者さんを相手にできる

病院といえば、普通は健康に何か問題のある方が利用する場所ですよね。

そのため、毎日つらい思いをしている人を相手にする仕事でもありますし、認知症の方の対応で悩むことも多いのではないでしょうか。

また、急変の対応に追われることや、死後の処置を行うこともしばしばです。

これらの看護師の業務に疲れてしまうことはありませんか?

美容整形外科は、基本的には健康で日常生活に介助の必要のない方が受診します。

そのため、認知症の方や急変を起こした方はもちろんいませんし、患者さんがなくなってしまうということも通常はあり得ません。

③夜勤がないところが多い

埋没法などの比較的簡単な手術や美容医療しか取り扱っていない病院では、患者さんは入院することがありません。

そのため、もちろん看護師は夜勤をする必要がないのです。

もし、入院しての経過観察が必要な大きな手術を行っている病院であったとしても、毎日大勢の患者さんの大きな手術をしていることはほとんどないので、毎日誰かが入院しているということはありません。

そのため、夜勤を行う頻度もかなり少なくなっています。

美容整形外科の看護師のまとめ

美容整形外科の看護師の仕事についてまとめてみました。

美容整形外科も、ほかの病院と同じようにメリットもデメリットもあります。

しかし、

  • 「美容業界で働きたい」
  • 「病気の人とかかわることに疲れた」

という方にはぴったりの環境ではないでしょうか。

夜勤を行っているところも少ないので、生活リズムが崩れることも少ないです。

美容整形の看護師は自分で探すことが難しく、人気のある求人はすぐに埋まってしまうので、気になった方は美容整形専門の看護師転職サイトに登録して、希望条件を登録しておくことをおすすめします。

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