看護師といえば昔は女性のイメージが強かったのですが、最近では男性看護師の割合が増えてきています。

もともと看護師という名称ではなく、「看護婦」と呼ばれていました。

このほかに保健師は保健婦、助産師は助産婦という名称でしたが、時代とともに

  • 保健婦
  • 助産婦
  • 看護婦

の看護職に女性だけでなく男性も就くようになっていきます。

男性がこの職に就いた場合は、「婦」の代わりに「師」を使用し、同じ資格であるにかかわらず男女で名称が異なっていたのです。

性別によって専門職の資格名称が異なる職種は看護職だけであったこと、また、男女共同参画社会の推進という時代の流れもあり、専門職にふさわしい名称として

  • 保健師
  • 助産師
  • 看護師

に名称が変更されました。

現在では、病棟によっては看護師の半数が男性という場合もありますが、まだまだ女性が多い職種です。

しかし、女性が多い職場で頑張っている男性もいます。男性看護師の割合やメリットについてみてきましょう。

男性看護師

男性看護師の割合

男性看護師の割合
男性看護師って
看護師全体の中で
どのくらいの
割合なんだろうか

男性看護師は少しずつ増えてきています。

しかし、まだまだ女性の多い職種ですよね。男性看護師の割合についてみていきましょう。

男性看護師の割合は看護師全体でどのくらい?

あなたは男性看護師の割合はどのくらいだと思いますか?

看護婦から「看護師」へ名称が変更された後、男性看護師の人数は増加しています。

看護学生のとき、同じ学年に男性が数名いたのではないでしょうか。

2004年は男性看護師の人数は31,594名でしたが、2014年には73,968名と増加しています。

日本看護協会 保健師、看護師、准看護師(男性、年次別・就業場所別)

出典:日本看護協会 保健師、看護師、准看護師(男性、年次別・就業場所別)

人数が約2倍と、かなり増えていますよね。しかし、看護師全体の総数は、2014年で1,142,319名なので、

男性看護師の割合

男性看護師の割合は全体の約6.5%程度となっています。

この割合は、まだまだ少ないと言えるのではないでしょうか。

男性看護師は今後増えていくのか?

今後、男性看護師の人数がどのように変化していくのか気になりますよね。

上で記載した2004年から2014年で男性看護師は2倍に増加しているので、今後も増えていく可能性が高いかもしれません。

男性が増加していく理由として、看護師の退職理由も影響しているといえます。

平成22年8月から平成23年1月にかけて行われた調査によると、退職理由として最も多かった回答が、「出産・育児のため」となっています。

看護師の退職理由

もちろん男性も育児にかかわると思いますが、出産・育児に関しての割合は、男性よりも女性のほうが多いです。

出産後、看護師として復帰を考えている女性看護師は多くいます。

しかし、保育所の問題や子供の預け先の確保が困難となる場合も多く、再就職できない状況の女性看護師も多くいるのです。

出産や育児を理由に退職する男性看護師は少ないのではないでしょうか。

退職理由で最も多い理由が女性特有のものですので、男性看護師の人数は女性と比較すると、減少する可能性が低いのではないかと考えることができます。

男性看護師に向いている診療科

男性看護師に向いている診療科
男性看護師は
どんな診療科が
向いてるのか?
やっぱ力仕事とか
任せられる?

男性看護師は増えてきていますが、診療科によって男性看護師の人数に偏りがあるように思います。

どの診療科で男性の割合が多くなるのでしょうか。

何故、精神科では男性看護師が求められるの?

男性看護師のイメージが強い診療科はどこか考えたとき、「精神科」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。

昔は男性看護師というだけで、精神科や救急病棟に配属されることがあったようです。

しかし、最近は男性看護師も様々な診療科で活躍しています。

男性看護師を対象に平成24年~25年に調査された配属先の結果によると、「精神科病棟で働いている」と回答した男性看護師は、7.0%となりました。

男性看護師の配属先

出典:男性看護師の就業環境に関する認識と実際

実際に勤務している人は多いようには感じませんが、精神科病院では男性看護師が求められているのです。

精神科病棟に入院している患者さんの疾患は、

  • 統合失調症
  • 躁鬱病
  • 認知症

など、多くあります。

中には薬物中毒の方もいるかもしれません。

薬でコントロールできている場合が多いですが、これらの疾患による幻覚や幻聴、妄想などが原因で「興奮状態」となる患者さんもいます。

興奮状態となることで

  • 自傷行為
  • 他害行為
  • 暴力行為
  • 暴言

などの攻撃的言動を起こすかもしれません。

このような状態となると、女性看護師の力では患者さんを抑制することができないため、力のある男性看護師が必要なのです。

特に症状が強く出る急性期の精神科病棟では、男性配置の割合を多くしているところもあります。

看護師の精神科は排泄物の掃除からはじまることも!

男性看護師が望まれる診療科は?

では、精神科以外に男性看護師が望まれる診療科はどこがあるのでしょうか。

男性は女性と比較すると、最も分かりやすいのは

  • 力の差
  • 素早さの差

つまり、身体能力の差がありますよね。

そのため、患者さんへの看護度が高い診療科ほど、男性看護師を必要とします。

例えば整形外科では、交通事故や骨折などの影響で手術を受ける患者さんが多いです。

術後はもちろん、術前は自分一人で寝返りをとることも困難となる場合があります。

時には体格の大きな患者さんの車椅子移乗や体位変換の介助を行いますが、女性看護師だけでは難しい場合もあり、男性看護師がいることでこれらの介助による負担が軽減します。

男性看護師がいることでこれらの介助による負担が軽減します

患者さんの歩行練習に付き添う場合、患者さんが転倒しそうになれば看護師が支えなければなりません。

特別なスポーツ選手でもない場合、女性よりも男性のほうが素早い動作をとることや反射神経に優れているため、患者さんの転倒を予防することもできます。

私の勤務していた病院では、婦人科病棟以外すべての診療科に男性看護師が配置されていました。

どの診療科でも男性の力が必要ですので、男性看護師の存在が大切です。

看護師が整形外科に転職するなら知っておきたい7つの大切な知識

男性看護師の給料

男性看護師の給料
男性看護師の給料は
女性看護師と比べて
どうなんだろう?
一般のサラリーマンと
比べてどうなのか?

女性が多く働く看護師という職種ですが、給料面はどうでしょうか。

男女で違いはあるのか、サラリーマンと比較するとどうなのか見ていきましょう。

男性看護師と女性看護師の給料に違いはある?

マイナビウーマンが平成26年に行った調査によると、正規雇用において、

  • 男性の平均年収は532万円
  • 女性の平均年収は359万円

となっています。

出典:【最新版】年代別平均年収を発表! 男女差、企業規模別、業種別ランキング

大きく差が開いていますよね。

看護師も男女で給料に差があるのでしょうか。

看護師の場合、男女で給料の差が出ることはありません。

多くの病院で給料の基準が決まっていると思いますが、基本的に経験年数や役職によって変動します。

経験年数が1年増える毎に、基本給が3000~5000円程度増えていく場合が多いでしょう。

ほかに給料が変動するポイントといえば、夜勤の回数や残業時間くらいです。

もし同期で夜勤数や残業時間が全く同じ場合、男女で給料は全く一緒ということになります。

男女だけでなく、仕事ができる看護師と仕事ができない看護師を比較した場合でも、基本的には給料は一緒となっています。

男性看護師は男性サラリーマンと比べて給料はいい?

男性看護師は男性サラリーマンと比較して、給料はいいのでしょうか?

サラリーマンと一言で言っても、多くの職種があり比較は困難です。

ですので、男性の平均年収のデータをもとに看護師の平均年収と比較していきたいと思います。

大卒男性の初任給で看護師とサラリーマンを比較

平成26年度の厚生労働省の初任給の調査によると、大学卒男性の平均年収は2,029,000円となっています。

学歴別にみた初任給

出典:平成26年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概要:1 学歴別にみた初任給

月収にすると単純計算で約17万円となりますね。

一方、看護師の平均初任給(月収)は大学卒で203,262円となっています。

行政区分別の初任給の基本給月額

出典:2012年 病院勤務の看護師の賃金に関する調査報告書

初任給では一般サラリーマンと比較すると看護師のほうが3万円以上多くなっています。

ではほかの年代でも看護師のほうが多いのか気になりますよね。見てみましょう。

最も給料が高くなる時期で看護師とサラリーマンを比較

国税庁の調査によると、平均給与を年齢階層別にみると、男性では55歳未満までは年齢が高くなるに従い平均給与も高くなり、50~54歳の階層(649万円)が最も高くなっているということが分かりました。

年齢階層別の平均給与

出典:平成25年分 民間給与実態調査‐調査結果報告

月収にすると、約54万円となりますね。

では、男性看護師の方はどうなのかというと、、、日本看護協会によると、基本給月額の平均は、

  • 看護師長37万949円(平均年齢54.0歳)
  • 主任32万7,143円(同50.1歳)
  • 非管理職32万3,298円(同53.0歳)

となっています。

そして、もっとも基本給が高い病床数500床以上の病院に勤める看護部長で、46万8,845円(同57.3歳)という結果となりました。

出典:病院勤務の看護職の賃金に関する調査

サラリーマンと看護師の給料を比較すると、最初は看護師のほうが多く給料をもらっていますが、最終的には男性サラリーマンのほうが10万円近く給料が多くなるということが分かります。

また、看護部長の役職に就く人は、各病院にたった一人です。

定年まで病院に勤めていたとしても、看護部長になる確率はとても低いですよね。

この点から見ても、最終的な給料は、男性サラリーマンのほうが多いといえます。

看護師の給料について絶対必須の知識と給料の上げ方まとめ

男性看護師が女性患者に接するときの注意点

男性看護師が女性患者に接するときの注意点
セクハラ
冤罪
そんな恐怖も…?

昔は看護師といえば女性が勤める職業でした。

最近では男性看護師も活躍するようになっていますが、問題が生じる場合もあります。

一番問題となりやすいのは、女性患者さんへのケアです。

看護師として働くなかで、患者さんの清拭やシャワー浴、陰部洗浄などのケアを行う場面が多々あります。

しかし、女性の患者さんも多く、年代も様々です。

女性看護師にケアを行ってもらうことでも羞恥心があるのに、男性だとより羞恥心が強まります。

女性患者さんの中には「男性でなく女性看護師にお願いしたい」とご自身の意見をきっちり言ってくださる方もいます。

しかし、ある調査によると、清潔ケアを受ける際、気持ちの整理がつかないまま

  • 男性看護師に遠慮した
  • (本当は女性がよかったけど)断れなかった
  • 選択の余地がない

という女性がいたということもわかりました。

出典:男性看護師の清潔ケアに関する女性患者の思い

女性患者さんとのより良い関係性を築くためにも、「自分がケアを行ってもよいか」など、女性患者さんに確認することも大事かもしれません。

また、女性患者さん中には男性看護師が威圧的に感じる場合もあります。

優しく丁寧に接しているつもりでも、口調や表情などから威圧的に感じることもあるようです。

女性患者と接するときは、普段以上に口調や表情に注意をしてみましょう。また、目線を合わすことも大切です。

男性看護師の3つのデメリット

看護師は男性よりも女性のほうが圧倒的に多いですよね。

そのため、男性にとって不利な状況となることも少なくありません。

周りの男性から見れば、「女性に囲まれてうらやましい」と思われることもあるようですが、実際は違いますよね。

どのようなデメリットがあるのでしょうか。

①女社会で男が少ないと立場的につらい

多くの女性の中に男性が一人だと、どんな環境でも立場が狭くなりやすいといえます。

例えば家族で、妻・夫・娘・娘、という構成だと、「夫」の立場が弱くなりがちなのと同じです。

指導を受ける先輩看護師や同僚が女性ばかりという場合、女性同士で固まってしまい、男性は輪に入れないという状況も発生しがちです。

休憩中は広くない休憩室という空間に、多くの女性の中に男性が一人という状況となります。

話題に入れず、黙々と食べているだけという方もいるのではないでしょうか。

話しかけられることを待つよりも、自分から話しかけたほうが女性スタッフといい関係を築きやすくなります。

②いじめがある場合も?

看護師の世界は女性が圧倒的に多いので、男性看護師は輪に入りづらいと感じるかもしれません。

しかし、男性から輪に入る努力をするしかありません。

男性から孤立してしまうと、ますます女性スタッフから声をかけてもらえなくなる可能性があります。

女性は女性で、男性看護師に優しくしたかったとしても、女同士の仲間的な目線が気になって男性看護師に話しかけずらい空気もあります。

また、チーム医療を行う上で必要最低限の会話しかなく、女性スタッフから冷たい対応をされることにもつながる可能性があるのです。

大きないじめには発展しないかもしれませんが、この状況がつらく精神的に病んでしまう場合もあります。

③同僚が女性ばかりで相談相手が見つからない

男性は男性で、男性看護師特有の悩みが出てくるかもしれません。

しかし、女性には相談しにくいことや、求めている答えが返ってこないこともありますよね。

特に同僚が女性ばかりだと、だれに相談してよいかわからなくなってしまいます。

男性看護師の就業環境調査の結果、男性看護師が仕事に関することを相談する相手として最も多いのは、「男性看護職者」ということが分かりました。

仕事に関することをよく相談する相手

面識がなくても、男性は男性同士、更衣室で会う機会があるのではないでしょうか。

同じ男性看護師という立場で、的確な答えが返ってくるかもしれません。

性的なネタや恋愛相談などでは、どうしても同性にしか共感できない部分がありますので、同性の相談相手を確保することは大事と言えるでしょう。

私の勤めていた病院でも、男性看護師が定期的に集まって、普段言えない悩みなどの相談を行っていたようです。

男性看護師の2つのメリット

男性看護師として働く際、デメリットばかりではありません。

メリットももちろんあるので、以下にまとめます。

①周りが女性ばかりでモテやすくなる?

看護師という職種は、ほぼ女性が従事しているので、男性看護師の中には「自分もモテるのではないか」と考える方もいるかもしれません。

女性看護師の意見として書かせていただくと、同世代の女性看護師全員からモテることはありません。

「人による」といえます。

私の勤務する病院にも男性看護師が何名かいましたが、「後輩看護師から人気のある人」もいれば「誰からも相手にされない人」「ベテラン看護師に気に入られる人」など様々です。

中には高齢の女性患者さんからモテる男性看護師がおり、患者さんから「あの男の子呼んできて」と指名されたりしていました。

周りが女性ばかりでモテやすくなる?

同性代の女性看護師からモテている男性看護師を私は見たことがありません。

女性看護師を意識した言動をとっている男性看護師に対しては、周囲が「そんなことはいいから、さっさと働いて」と口にしていました。

世代を問わないのであれば、男性看護師としてモテるといえるのかもしれないですね。

あるいは、上述したように、男性看護師が活躍しやすい診療科では女性ができないことを男性は行えるので、その点をアピールするとモテやすくなると思います。

多くの女性は仕事のできる男性を魅力的だと考えているので、変にイケメンぶってナンパっぽい振る舞いをするよりは、真面目に仕事をしているだけの方が好感度は上がります。

②頼りにされて承認欲求が満たされる

心理学者のマズロー(A.H.Maslow)というアメリカの心理学者は、人間の基本的な欲求は、生理的欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求、承認の欲求、自己実現の欲求の5つからなると述べています。

マズローの心理学・科学感

看護学生時代に習いましたよね。

基本的欲求の中に「承認の欲求」というものがあります。

簡単に言うと、「人に認められたい」という欲求のことです。

満たすためには「自分自身に自信を持つ」ということが大切です。

では、男性看護師と承認欲求に関係はあるのでしょうか。

男性看護師と女性看護師の役割の違いとして、「力の強さ」があります。

患者さんの体位変換や移乗など患者さんに関することから、重いものを運ぶことなど、看護師として働いていると力が必要となる場合もあります。

このような状況の時、男性看護師がいると頼りにしてしまう女性看護師は多いです。

もし男性看護師が手伝った場合、女性看護師から「ありがとう」という言葉をもらうと、

「この役割を任された」→「人の役に立った」

ということから、少しかもしれませんが自信につながります。

患者さんに何かケアを行うときや、声掛けをした際に、患者さんから「ありがとう」といわれることもありますよね。

「ありがとう」という言葉を自分に言われると、自分が認められていると感じることができ、承認欲求が満たされることにつながる人もいるでしょう。

男性看護師でバイト勤務もあり?

男性看護師でバイト勤務もあり?
妻がめっちゃ稼ぐので
バイト看護師したい
という男性も
いたりするんだよね…

看護師として働く場合、「アルバイト(パート)」という働き方も選択肢もありますよね。

女性は結婚や出産、子育てなどの理由から長時間働けない場合があり、バイトとしての勤務を選択することもあります。

しかし、少ない男性看護師の中で男性看護師がバイトとして勤務をしているということはあまり耳にしませんよね。

男性看護師がバイトとして勤務をすることはどうなのでしょうか。

私が看護師として勤務した間に、1人だけバイトとして勤務をしていた男性看護師がいます。

その男性看護師は准看護師から正看護師の資格を取得するために、看護学校に再進学していました。

平日は学校や実習があるため、正社員として勤務することはできません。

そのため、土曜日から日曜日にかけて夜勤バイトとして勤務をしていました。

友人から聞いた話しでは、三か月程度看護師として働く→働いたお金で一か月好きなことをする、といったサイクルで働く方もいたようです。

働き方に関して考える内容は人それぞれですよね。

「たくさん働いて、たくさんお金を稼ぎたい」という方もいれば、「生活できる最低限のお金があればいい」という人もいます。

特に男性だからと言って「正社員にならないといけない」と思う必要はありません。

しかし、正社員とバイトでは給料や福利厚生に差がでますので、しっかりと考えて、自分に合った働き方をしましょう。

看護師バイトの求人を探す前に絶対に知らなきゃヤッベー全内容

男性看護師は30代以降どうやってキャリアアップをしていくのが良いか?

男性看護師は30代以降どうやってキャリアアップをしていくのが良いか?
バイトだと
30代以降は
つらい展開なのか?
出世したら
給料は増えるか?

サラリーマンであれば、30代は昇進や与えられる役割の変化など、働き方が変わる時期ですよね。

中には学生時代の同級生が昇進したということを耳にした方もいるかもしれません。

サラリーマンだと最初はみんな平社員ですが、経験や実力から係長や課長、部長のように少しずつ昇進することができます。

しかし、看護師はあまり昇進する機会はありませんよね。

看護師の役職は主任・師長・副部長・部長とありますが、この役職に就くことのできる人は一握りです。

中間管理職や管理職などの役職に就くためには、もちろん知識や経験が必要です。

そして、人をまとめることのできるリーダーシップ力やコミュニケーション力なども求められます。

これらができるようになって初めて主任になるかどうかの声がかかります。

2001年に看護部長に対して行った調査によると、管理職についた平均年齢と各職位につくまでの看護職としての平均経験年数は、

  • 主任の職位:平均年齢32.2歳、看護職平均経験年数10年
  • 師長の職位:平均年齢36.3歳、看護職平均経験年数14.0年
  • 看護部長の職位:平均年齢46.3歳、看護職平均経験年数24.1年

という結果がでました。

各職位についた年齢と看護職としての平均経験 年数

出典:看護管理における継続教育と看護管理者に求められる能力

また、管理職になるためには研修に参加する必要もあります。

病院に勤めている先輩看護師が、「ファースト研修に行く」など言っていることを聞いたことはありませんか?

日本看護協会では、看護師の管理職も専門的な研修が必要と考え、研修を実施しています。

役職や経験年数に合わせ、

  1. ファーストレベル
  2. セカンドレベル
  3. サードレベル

の三段階があるのです。

これらの研修に参加した平均年齢と平均経験年数は、

  1. ファーストレベル:平均年齢41.3歳、看護職平均経験年数18.7歳
  2. セカンドレベル:平均年齢45.1歳、平均経験年数22.7歳
  3. サードレベル:平均年齢48.3歳、平均経験年数48.3歳

となっています。

各コースの受講年齢と看護職としての平均経験 年数

管理職になるためには研修なども必要ですが、勤務している病院の管理職の枠に入ることができるかはわかりません。

勤めている病院に管理職の枠が空いていないのであれば、(別の病院への)転職も視野に入れましょう。

看護師の転職サイトを見ていると、少ないですが「管理職募集」などの文面のある病院もあります。

まとめ

男性看護師はまだまだ少なく、情報が少ないですよね。

看護職は女性社会ですので、男性看護師ならではの不安や悩みもあるかと思います。

男性看護師および看護師を目指す男子や男子看護学生を支援する活動を通して、看護を必要とするあらゆる人々に対する看護の質のさらなる向上に寄与することを目的としている「全国男性看護師会」という組織もあります。

まだまだ割合的にも少ない男性看護師ですが、今回の記事でも書いたように、今後は増えていくことが予想されます。

そうなると、給料面や出世の面でも男性看護師の待遇が見直されてくるかもしれません。

女性社会で(女特有の空気などがあり)やりずらい面もあるかもしれませんが、現在の職場が合わないと感じるならば、転職サイトの担当に相談して「男性看護師が働きやすい職場を紹介して欲しい」と伝え、転職するのも一つの手です。

ただでさえ人手不足の看護師業界で、男性看護師は非常に貴重で価値があります。

なるべく柔軟に考え、自分を生かせる仕事をしていきましょう。

28歳男性看護師の転職体験談⇒心も体も戦意喪失!瀬戸市西追分町の看護師求人から転職した話 >>

看護師ライフの快適さを上げるための知識を増やそう

看護師としての自分に合った働き方を探すために
もっと貴方に合う
職場があるかも!
知らないだけで
損してる可能性も…
探す手助けを
させていただきます

雇用形態の特徴を学ぶ
勤務時間のメリットやデメリットを知る
復職方法や応募資格を考える
福利厚生で得をする
病棟以外で働く

現在の職場環境や給料に満足していますか?

看護師は転職することで8割の人が年収が上がると言われています。
実際、私自身が転職して年収132万円アップに成功しました!
大変な仕事のモチベを維持するためにも納得できる給料をもらいましょう!

看護師の転職サイトへ
看護師転職サイトの選び方 オススメの看護師転職サイト人気ランキング