2019年4月15日にエパデールTというお薬が街のドラッグストアに並び始めました。

このエパデールTは、生活習慣病に効果のあるお薬として初めてスイッチOTCとして発売されることになったお薬です。

エパデールTとはどういった効果のあるお薬なのか、スイッチOTCとはどういった種類のお薬なのかを紹介します。

また「医療用医薬品」と「一般用医薬品(OTC)」の違いを説明しつつ、エパデールTをドラッグストアで買う際についても説明します。

エパデールT

エパデールTは中性脂肪を下げる効果がある薬

まず、エパデールTをドラッグストアで買う前に、

  • エパデールT
  • 人間の身体
  • 中性脂肪
  • 動脈硬化

について簡単に説明するので、しっかり理解してください。

エパデールTは、健康診断などで中性脂肪が高いことを指摘された方を対象に、身体の中の中性脂肪を下げる効果をもったお薬です。

EPA(イコサペント酸)という魚が含んでいる脂を主成分とするお薬で、ずっと前から医療機関で処方される医療用医薬品として使われてきた歴史のあるお薬です。

中性脂肪は、よく健康診断やTVなどで聞く言葉ですが、実際にどのようなものだかご存知でしょうか。

人間の身体は生存戦略として脂肪をためこむようにできている

私たちの身体は、脂肪を溜め込むようにできています。

これは、人類の太古からの生活に由来があります。

現在は飽食の時代で食べるものに苦労することはほとんどないといえますが、過去の歴史を振り返ってみると、人類は食べ物が少ない飢餓の時代の経験の方がはるかに長いのです。

そのため、私たちの身体は食べたものの栄養分を少しでも身体に長く留めておいて、食べられない日々が続いても生きながらえるようにできているのです。

昔はメリットだった身体システムが今では動脈硬化というデメリットに

飢餓の時代であれば生きていくために重要だったこの身体のシステムは、現代では中性脂肪として身体に溜まるようになってしまいました。

中性脂肪が増えることにより、血液がドロドロになり「動脈硬化」の原因となります。

動脈硬化は血管が硬くなる病気ですが、それにより「心筋梗塞」「脳梗塞」の可能性も高まるりますので、中性脂肪は下げる必要があるのです。

そんなデメリットを解消するためのエパデールT

エパデールTは身体の中で中性脂肪を作りにくくしたり、できてしまった中性脂肪の分解を促進することで中性脂肪の数値を下げ、血液のドロドロを少なくするお薬として4月15日から街のドラッグストアで販売が開始されました。

ここで重要なのが、

今までは医師の指示でしか処方できなかったエパデールTがドラッグストアで買えるようになったという点です。

医療用医薬品がドラッグストアで販売されることは珍しい

日本で販売されているお薬は、その種類や効果によりさまざまな規制が設けられています。

大まかな切り分けとしましては、

  1. 医療用医薬品:
    医療機関を受診してお医者さまの指示で処方されるお薬
  2. 一般用医薬品(OTC):
    ドラッグストアで販売している医薬品

になります。

医療用医薬品の特徴としては大きく2つあります。

医療用医薬品の特徴① 効き目が強い

まず一つ目は、効き目が強いということです。

例えば、インフルエンザになった場合、熱を下げるお薬はドラッグストアでも購入することができますが、インフルエンザウイルスそのものを排除する強いお薬はドラッグストアでは販売していません。

これは、インフルエンザにかかっているかどうかを十分に判断する知識のがあり、効果の強いお薬は使い方を十分に熟知しているお医者さまの管理下でのみ使用が許可される必要があるためです。

医療用医薬品の特徴② 副作用のリスク

二つ目の理由として副作用のリスクがあることが挙げられます。

先ほどのインフルエンザウイルスを排除するお薬を例に挙げてみますと、一時期ニュースなどでも話題になりましたが、そのお薬を飲んだ小学生や中学生の男の子がベランダから飛び降りて命を落とすといった事例が何件かありました。

この原因はまだ十分に解明されていません。

このように医療用医薬品のような効果の強いお薬は、その反面に強い副作用が出ることも多くあります。

そのため、そのお薬の特性を十分に理解し、患者さんに注意を促すことのできるお医者さんの基でのみ処方がされてきました。

一般用医薬品(OTC)の特徴

一方、ドラッグストアで販売している医薬品は一般用医薬品(OTC)は、効果がそこまで強くないお薬や副作用の心配が少ないお薬、依存性の低いお薬などが含まれています。

エパデールTが「医療用医薬品」から「一般用医薬品」へ(スイッチOTC)

今回、エパデールTは「医療用医薬品」から「一般用医薬品」に切り替えて販売が開始されましたが、これは非常に珍しいパターンで「スイッチOTC」と呼ばれています。

エパデールTを買う際の注意点

健康診断の結果を見て、中性脂肪が高いためにエパデールTを飲み始めたいと考えている方は、薬剤師さんの働いているドラッグストアにいく必要があります。

その際に、

必ず健康診断の結果を持参し、薬剤師さんに見せてアドバイスをもらうようにしましょう。

上述したように、スイッチOTCはもともとは医療用医薬品ですので、副作用が強く出る恐れもあるからです。

そういった点も薬剤師さんに十分に確認し、理解して購入する必要がありますのでご注意ください。

ネットで色々と調べ回るよりは、知識と責任感のある薬剤師さんにあなたの身体の状態を説明し、あなたのためだけのアドバイスを受ける方が良いです。

あなたが自分の体の状態を完璧に説明できれば良いですが、それはなかなか難しいと思いますので、だからこそ健康診断の結果を持っていってください。

客観性のあるデータを見る方が薬剤師さんも相談に乗りやすくなります。

そのうえで、しっかり納得できてから購入するようにしましょう。

まとめ

エパデールTは生活習慣病のお薬として初めて医療用医薬品から一般用医薬品となったスイッチOTCです。

忙しくて病院に行けない方では手軽にお薬を購入できるメリットがある一方で、副作用のリスクもありますので、薬剤師の方と十分に相談の上で購入を検討してみてください。

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