毎年のように猛威をインフルエンザは、一般的には冬に流行る病気とされています。

そして、インフルエンザは春になれば流行も収束するとも考えられています。

しかし、今年(2017年)は春になってもインフルエンザが終息するどころか、あいも変わらず猛威を振るっています。

春のこの時期のインフルエンザの流行の状況やその原因は、一体どこにあるというのでしょうか?

春なのに流行しているインフルエンザ

春でも猛威を振るうインフルエンザ

すでに芸能界やスポーツ界の大物でも感染者が

2017年も冬が終わり、春の温かさが私たち自身を包む毎日が続いています。

4月に入り新年度も始まって、多くの社会人や学生が新しい段階に一歩を踏み出したりするなどのめでたい時期です。

しかし、その一方で春なのにいまだあるとんでもないものが猛威を振るっています。

それがインフルエンザで、普通は毎年冬の乾燥した時期に猛威をふるって、多くの感染者を出すはずの病気として知られています。

そのインフルエンザは、冬から春になって湿気が増したり暖かくなってきたりすることでその猛威もひとまず落ち着くものとみなされていますが、少なくとも今年についてはその一般的な認識が通用しない状態です。

すでに2017年春のインフルエンザは、芸能界やスポーツ界でも猛威を振るっており、その影響で倒れる人も後を絶ちません。

プロ野球界では日本ハムの大谷翔平投手、阪神の藤波晋太郎投手、芸能界ではグラビアアイドルの稲村亜美さんや、日本テレビの藤井貴彦アナなどの大物たちが次々に倒れて、一時的な休業を余儀なくされているという状態です(藤波投手はすでに回復し、調整に入っています)。

各地の学校でも学級閉鎖に

また、この春の時期のインフルエンザの猛威は教育現場においてもすさまじい状況です。

厚生労働省の発表(2017年4月22日付)によれば、これまでに全国の84ヶ所の学校や幼稚園、保育園で休校や学年閉鎖、学級閉鎖といった措置が取られています。

インフルエンザに関する報道発表資料

埼玉県のある県立高校では全校生徒966人中101人が感染しているという状況です。

実はこの数字は、4月10日の週よりも大幅に増えている状況であるため、春とはいえ予断を許さない状況です。

そして、全国的にも4月16日までの1週間にインフルエンザということで受信した患者数は、1医療機関につき3.98人で、全国で換算した推計が約22~29万人となっています。

このため、厚生労働省からは「引き続き注意が必要」というコメントが出されているほどです。

なぜ春に流行するのか?

冬の乾燥した時期に流行するといわれているインフルエンザですが、なぜ冬が終わったこの春の時期にこんなに流行しているのでしょうか?

北海道のある小児科医院の院長は、「今年(2017年)は2月から3月にかけて大きな流行がなかったため、だらだら続いているという状態が続いている」と指摘しています。

言い換えれば、ある時期に一気に流行して、収束するというパターンではないため、常にある程度の感染者が存在する状態が続いているということです。

さらにその院長は、「10月から11月に予防接種した人は効果が薄れてくる」ことも一因として挙げています。

実は、インフルエンザの予防接種の効果は5ヶ月が限度とされています。

そのため、せっかく早めに予防接種しても春になるころにはその効果が切れて、インフルエンザにかかりやすい状況ができてしまう場合もあるのです。

実は4月のインフルエンザ感染者数はここ10年横ばいの状況

ここまで見てくると、2017年春の状況だけが異常のようにも見えますが、近畿大学医学部の吉田耕一郎教授は「4月の患者発生数はこの10年変わっていない」と指摘しています。

吉田教授によれば「インフルエンザは収束傾向にあるが、春になってもウイルスがなくなるものではない」とのことで、流行する冬に比べて、春は収束する時期であるためインフルエンザのワクチンを用意している病院もそれほど多くない状態です。

また、春になると花粉症に注意が向かいやすい状況であることも、春のインフルエンザ対策が後手になりやすくなるのも、一定数のインフルエンザに感染する患者が発生する要因にもなっています。

そのため、春のこの時期であっても帰宅後の手洗いやうがいなどを励行することが引き続き必要とされてくるようです。

まとめ

冬ならともかく、いろいろと新しいことを始めたい春にインフルエンザが流行するというのは何とも嫌なものです。

しかし、冬が終わり春になったからといってすぐにインフルエンザウイルスが消滅するわけではなく、引き続きの警戒や対策が求められるのが実際のところです。

そのため、たかが春のインフルエンザと油断しないことが大切といえます。

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