今回も本音ぶっちゃけでいきますが、ようやく仕事が終わって帰れそうな時に患者さんが来て残業になり、

  • うわっ、もうすぐ帰れそうだったのに……
  • なんか話が長い人に捕まってしまってツライ……

なんていう経験はありませんか?

接客の世界で働いていると、誰もがこのような感情を抱いたことがあるはずです。
それでは、

  1. このような残業は何故発生するのか?
  2. どうすれば残業を減らせるか
  3. 残業なしの職場に転職するにはどうしたらいいか?

などについて、残業代の話なんかも交えて書いていきます。

看護師は残業多い?残業なしの職場で働くには

看護師で残業が発生する理由

看護師で残業が発生する理由
はぁ・・・
残業のせいで
人生が台無し
睡眠不足…
ストレス…
死にたい…

営業終了時間ギリギリの駆け込み患者がいる

看護師が残業する理由の多くは、終了時間ぎりぎりで駆け込んでくる患者さんのケアの為です。

例えば、5時までの勤務であっても、5時まで受付が空いている場合は、患者さんは待ってくれません。5時ぴったりに来て診察を受けようとする患者さんも珍しくはないのです。

眼鏡

早く帰りてぇのに……

おこ悪魔

デートの予定があるのに……

天使

子供を迎えに行かなきゃいけないのに……

このような場合、「5時なので上がります」というわけにはいかず、患者さんの対応をしなければならない場合が多いでしょう。

外科などでは、駆け込み患者がくることで、想像を絶する残業になることもあります。

患者にとって看護師のシフトなど関係ない

患者さんはこちらの勤務時間は知りませんから、本当は3時で勤務終了だとしても「ちょっとちょっと」と声をかけられ、案内をさせられたり、呼ばれたりすることも珍しくありません。

そうこうしているうちに勤務時間が1時間2時間と延長され、残業になってしまうこともあります。

日本の悪しき風習

新米看護師の場合は、仕事も遅く、ベテラン看護師に指導を受けながら仕事をするので、先輩が残業しているのに自分は帰りますというわけにはいかず、結局残業してしまうという場合も多いです。

メイド

(先輩、残業しないでさっさとあがってよ)

その為、育児と仕事の両立させたい人は、自ずとそのような責任が少ない、バイト非常勤として働くことが多いのです。

しかし、それでも患者さんの都合によっては大幅な残業を余儀なくされる場合があります。その場合は断れないケースが多いので、残業が長引く原因となります。

残業代が出ない!?不払い残業?

残業代なし
コンプラ違反
許すまじ!
出るとこ
出てやる!
法律パワー
ナメんなよ

「不払い残業」インターネットアンケート

  • 回答者の95%が「不払い残業」をしている」
  • 不払い残業になる理由の
    1位「残業手当を申請しにくい雰囲気がある」
    2位「残業の上限が決められている」
  • タイムカードや記録の改ざんが過半数で行われている(いた)
  • 心身の健康に対する不安を感じている人は85%
  • 1ヶ月に80時間以上不払い残業をしている人
    組合が無い職場で働いている人56%、職種は「専門・技術職」、「営業・販売・サービス職」が多く、不払いになる理由の第1位は「残業代申請しても上司が認めない」

不払い残業の割合

出典:「不払い残業」インターネットアンケート(不払い残業(サービス残業)を撲滅しよう)

95%も不払い残業をしているというのはおかしいですよね。何のために労働基準法があるのでしょうか。

でも「みんなそうだから」という理由で納得してはいけません。

残業代を申請しずらい雰囲気

原則として、決められた労働時間外の勤務があった場合には、残業申請をし、残業代が支払われるのが当然です。

しかし、看護師の場合はそれが「サービス残業」になってしまう場合もしばしば見られるようです。

というのも、看護師の社会は、狭い社会ですが強固な縦社会だからです。

その上、残業をした場合の申請先は看護師長であることが多く、申請しづらい雰囲気を病院側が作ってしまっている場合があります。

人によっては「病院にいづらくなるけど残業代申請するの?」などと言われるケースもあります。老害BBAというやつです。

仕事のスキルやスピードに関わらず残業代は支払われなければならない

ベテラン看護師にはベテラン看護師で言い分があります。

例えば、仕事量です。新米の看護師が注射を1本刺す間に、ベテラン看護師は3本打てるという光景も珍しくはありません。

それだけ看護師は長年勤めるほど技術が磨かれ、同じ時間でも多くの仕事をしています。

その立場から見ると、ほとんど仕事をしていないのに、「残業代を取ろうなんて」という声が出るのも致し方ない面もあるのです(実際言ってはダメですが)。

ただし、これはその人間の個人的な感情であって、法律的にはNGです。

第三十七条

使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

出典:労働基準法

上記は簡単に言うと、残業あるいは休日出勤の際は、1.25倍以上の給料を支払わなければならないということですね。

仕事をしていたのですから、能力の有無にかかわらず残業代は支払われなければならないのが当然です。

「タイムカード切ってから残業しろ」なんて言うのは120%パワハラです。

法律は人々の生活を守るためにある

法律(ルール)というものは、人々の生活の平穏を守るためにあります。

殺人強盗が法律で禁止されているのは、平穏を守るためです。これが破られてしまったら平穏に安全に生きていくことができなくなります。

残業に関してのルールももちろん同じことが言えます。ルールが破られたら平穏が崩され、憎しみや恨みを生み出すことにつながります。

だから、残業に関する法律も必ず守られなければなりません。

そして、きちんと残業代を申請できるかどうかは、病院の雰囲気や申請の仕方などによっても「しやすい」「しにくい」があります。

だからこそ、内情をしっかり知った上で、残業代が出る病院というよりも「残業代を申請をしやすい病院」あるいは「残業なしの病院」を選ぶことが大切です。

選び方については後述します。

ごく稀に「残業する奴は能力がないせいだ」なんていう意見がありますが、これは確実に間違った考え方で、実際は経営陣の管理能力が低いからです。

残業が多い病院と少ない病院の違いは看護師の人数の違い

残業が多い病院と少ない病院の違いは看護師の人数の違い
マジ早く
人員補充してよ
あとついでに
上司変えろ

病院によってはこの残業時間がとても多いところがあります。一方で、残業時間がとても少ない病院もあるのです。

この差は病院側の体制にあります。まずはきちんと看護師の数が足りているかです。

看護師の数が足りていない病院では、勤務時間が終わっても患者さんに呼び止められたり、仕事が残っていたりして残業を余儀なくされます。

しかし、看護師さんが足りている病院では、勤務終了の時間が来たらすぐ交代の看護師さんとバトンタッチして、引継ぎをし、時間ぴったりで帰れます。

そして、そんな法令順守の病院ももちろんあるのです。

ただし、残念ながら病院が看護師を求人する際、求人内容の詳細にそこまでの実情まで暴露しません。だから、こちらから事前に手を打つ必要があります。

内情を知らないまま、表の情報だけを信じて転職しても、

  • 「実は残業があった」
  • 「残業代も出ない」
  • 「転職して損した」

という失敗を招いてしまいます。

本当に「残業が少ない」病院で働きたい人は、やはり信頼できる転職エージェントを挟み、転職先の病院の内情を知った上で、絞り込んでいくことが非常に重要です。

その為にも、非公開の人気求人を扱い、残業の少ない求人を教えてくれるエージェンに紹介してもらうことが、自分の希望に合った病院を探す上で不可欠だと言えるでしょう。

残業時間を減らすには?

現在働いている職場で残業を減らすには、いくつかの手段があります。

メイド

転職以外に残業を減らす方法はある?

天使

なくはないけど・・・

眼鏡

現実的じゃないんだよね・・・

情報共有をスムーズにする仕組みを提案する

例えば、手軽にできる工夫としては、

  • 交代で入る看護師さんとの連携を強め、引継ぎをなるべく短時間で行えるようにしておく
  • メモ帳や to doリストなどを共有し合う

などがあります。

引継ぎに時間がかかると、どうしても患者さん1人1人の様子を時間をかけて伝えなければならないので、残業が増えてしまいますから、しっかりとしたシステムを作ることが大事です。

現時点でそういうシステムが職場にないなら、あなた自身が提案してみても良いと思います。

仕事のスキルを高める

また、自分自身の看護師としてのスキルをあげ、仕事を短時間で正確に行えるようになることも、残業を減らすための少ない方法の1つです。

ただ、自分だけがスキルを上げて仕事をスピードアップできるようになっても限界はあるでしょう。

転職する

現在、上記のことができているのに、残業が長いという人は、やはり別の病院に転職するのが、残業を減らすための近道です。

現在の病院では、

  • 残業を減らすに足る看護師の数が不足している
  • 引継ぎをスムーズにするシステムがない
  • 引継ぎ先の看護師と協力できない環境にある

などの場合には、これ以上残業を減らす手立ては見つからないでしょう。

そのような場合、どれほど自分が頑張っても徒労に終わってしまうので、転職するのが残業時間を縮める一番というか、それ以外に方法がないということになるでしょう。

プライベートより仕事優先の人なんてほとんどいない?

余談ですが、数年前と違って、現在ではどんどんプライベート優先の人の割合が増えてきています。

個人の生活重視の傾向が続く

2016年4月入社の新入社員を対象とした『2016年マイナビ新入社員意識調査』を発表しました。

本調査は、当社がサービス提供する新入社員研修に参加した各企業の新入社員2,681名にアンケートを実施し、まとめたものです。

①仕事とプライベート

出典:『2016年マイナビ新入社員意識調査』を発表

2016年では、仕事優先の生活をしたいと言ってる人はたったの4.1%です。

日本は昔ほど労働に対して「熱い国」ではなくなってきているのがよく分かるデータですよね。

本音ではこんな状態なのに、上司のポイントを稼ぐために会社(病院)に忠誠を誓ってるフリをして無理に残業するなんてことが、どれほど不自然なことかを物語っています。

残業なしの職場に転職するためには?

残業が多いとされる看護師業界ですが、本当の意味での【残業なし】を掲げる病院があるのも事実です。

「残業なし」の病院は、きちんと看護師が確保できており、適切な時間帯に適切な人員数を雇っていることで成り立ちます。

残業なしの職場に転職するためには
どうやって
求人を探せば
実情も含めて
残業なしの仕事に
就けるのか!?

求人内容の「嘘」に引っかからないために

病院側は、場合によっては多くの応募を集める為に、形だけ【残業なし】を掲げているような病院もなかにはあるのです。

そこで「残業なし」の病院に転職する際に、最も看護師が気を付けなければならないのが、転職エージェントの持つ信憑性の高い内情を知ることです。

大手の信頼できる看護師転職サイトには、病院側の実情や内情情報もきちんとリサーチし、情報が集まっています。

転職サイトの担当に強気に言う

とは言っても、転職サイトの担当も、新人からベテランまで様々ですので、しっかり内情を調べずに、形だけ【残業なし】の仕事を紹介してくるかもしれません。

例えば、

「もう残業で消耗するのは本当に無理なので、形だけの【残業なし】ではなく、本当に残業なしの職場以外では働きたくありません」

ということを伝えても問題ありません。

残業代が出るなら残業もOKという人ならば、

「サービス残業はもう本当にコリゴリなので、職場の全員が健全に残業申請をしている職場を紹介してください」

と伝えるのもありです。

転職サイトというのは、求職者の希望をかなえるために存在しているので、そのくらいの希望を聞いてくれないなら、それはもう「仕事をしていない」ということです。

1つの転職サイトで希望がかなわなかったのならば、別の転職サイトに登録してもよいでしょう。

これから働いていくのに「納得できない状態で働く」というのは心身共に不健全です。短期間なら我慢できても、いずれは限界が訪れて、たまった不満が爆発します。

そうなると、後味の悪い退職にすらなるかもしれません。

だったら、最初から「残業がない」あるいは「残業があっても必ず残業代が出る」という職場で、気持ちよく働いた方が良いのは言うまでもありません。

納得した状態で快適に仕事をするためにも、法令順守した健全な職場で働きましょう。

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